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愛媛県・砥部焼

砥部焼は江戸時代中期、大州藩の命で藩の財政を立て直すため

登り窯での磁器づくりを始めたことに起源を発するといわれています。

砥部の外山の砥石山からは陶石の原料となる「伊予砥(いよと)」と呼ばれる良質な陶石が切り出され

山裾の傾斜が築窯のための立地に適していました。

傾斜地を流れる渓流や小川に砥石を砕く水車を据え、陶土が盛んに作られたそうです。

約240年の歴史がある砥部焼は現代でもなお、地元の陶石を使い約80もの窯元が磁器を生産し続けています。

写真の陶石は120年続く老舗、梅山窯で展示してありました。

登り窯は、砥部焼観光センター炎の里にある窯です。

砥部焼陶芸館の玄関前、隣の公衆トイレの壁には砥部焼の陶板が見事です。

また、洗面台も素敵でした!